スワップ派のためのFXポートフォリオ
FXでスワップ金利を低リスクで稼ぐための通貨ポートフォリオについてわかりやすく書きます。本業は、某社の現役クオンツです。 保有資格:日本証券アナリスト協会検定会員

アクセスランキング

ご協力お願いいたします。
クリックは管理人の励みです。




プロフィール

Author:yamakouFX
Who?

yamakouFX 改め 北山広京

本業では新たにグローバルアロケーションモデルの作成を開始。
運用系システムはDBから最適化まですべて自作することをモットーとするクオンツです。

ブログ作成と同時に個人用FXポートフォリオの分析・運用システムの開発に勤しんでいます。
FXの運用とリサーチはもっぱら自己資金のためにやっています。



最近の記事



最近のコメント



カテゴリー



紹介された雑誌など

Yenスパ!2011年夏号
P56~57
『FXスワップ理論の新方式』
enspa11.jpg

Yenスパ!2008年春号
P52~53
『最強の2ポジションを探せ』
yenspa3.jpg



スワップ派のためのリンク

スワップ派の為の究極ツール
FXポートスタジオ公式サイトです PortStudio
スワップ派のためのFXポートフォリオ
当ブログのまとめサイトです studybanner-155.gif
FXポートスタジオ公式サイト管理者
猫レオさんの投資ブログです leocat-155.gif



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カレンダー

04 | 2008/05 | 06
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31



ユニークアクセス数

現在の訪問者数:

現在の閲覧者数:



PageView



フリーエリア



ブログ内検索



RSSフィード



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



リンク

このブログをリンクに追加する



リンク等について

リンクは自由ですが、必ずTOPページへお願いします。
相互リンクを募集しております。メール、コメント等でご連絡ください。

本ブログを参考にしてトレードした結果については、本ブログの著者・関係者は責任を負いかねますのでご了承ください。



著者へのメール

名前:
メール:
件名:
本文:



政策金利



スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


FXリスク分析ツール6月版アップ

FXリスク分析ツールの6月版をアップしました。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

現在お使いのツールは、6月初には利用できなくなりますので、6月版を取得してください。

取得方法、パスワード等は変更ありません。
取得方法が分らない方は、再度メールでご連絡ください。


開発中のFX分析ツール完全版は、共分散行列の作成方法の検討をしています。
以前、紹介した指数加重標準偏差の手法を使って作成する予定です。
相関係数の推定も指数加重を使い、予測精度の高いリスク推定が計算可能となります。
なかなかリリースできなくて、申し訳ありませんが、より良いものを目指して開発をがんばっています。

訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



スポンサーサイト

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


リスクの金額表示 その1

今までの解説では、リスクやリターンの値をパーセントで表示してきました。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

これは、基準をそろえることによって、資産間のリスクやリターンの比較をできるようにするためです。

そのため、
標準偏差が5%の資産に投資するよりも、標準偏差が10%の資産に投資したほうが高いリスクである。
の様な言い方ができるようになります。

FX投資では、通貨ペア間のリスクを同じ基準で比較できるため、とても分りやすくなります。
ところで、これはある前提を省略しています。

その前提条件とは、
「同じ投資金額で、同じ期間投資した場合」
です。

では、この前提条件が異なった場合には、どうやって比較すればよいのでしょうか。
期間も異なると話がややこしくなるので、金額が異なる場合を考えてみましょう。

1. 100万円をリスク10%の通貨ペアに投資する
2. 80万円をリスク12%の通貨ペアに投資する

どちらの方が、リスクが高くなる投資でしょうか。
ここで、すぐにVaR(バリュー・アット・リスク)なんて話をすると、ほとんどの人が意味不明な状況に陥って、ブログを読むのを止めてしまうので、ゆっくりと考えて見ましょう。

(VaRの説明はネット上に結構ありますので、検索して読んでみてください。
ちなみに、Wikiの説明を引用
「現有資産の損失可能性を時価推移より測定する分析指標。」 
何が何やら、さっぱりわかりません。)

というわけで、できるだけわかりやすく説明してみます。

さて、
リスクの金額表示というものを考えてみます。
その前に、もっと分かり易い例をあげますと、リターンの金額表示です。

これは、要するによくある商材の宣伝のように、
「私は1年で1億452万円儲けました。」
の類ですね。
(細かい数値まで書いて本物らしく見せているようですが、よく考えると、嘘っぱちであることは一目瞭然の奴です。)

「100万円をリターン5%の資産に投資する」場合では、リターンの金額表示は5万円になります。

これは当たり前ですね。計算方法は簡単で
投資金額×リターンで計算できます。
100万円×5%=5万円
と言うわけです。

この数値が大きいほど、金額でのリターンは大きくなります。
では、リスクでも同じようにできないでしょうか。

投資金額×リスク

をリスクの金額表示としてみるのです。この結果をどのように解釈するかは、とりあえず置いといて、先ほどの例で計算して見ましょう。

1.100万円×10% = 10万円
2.80万円×12% = 9万6千円

つまり、リスクの金額表示では、1のほうが大きいことになります。

次回は、この値の解釈について書いてみます。
続きます。

訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


ウエイトの基本概念 その6

ウエイトのはなしも6回目です。書いている方も飽きてきましたので、今日でまとめてしまいます。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

前回の表1と表5は、通貨別に分解すると実質同じポジションになることが分ったとおもいます。

表1

通貨ペア

レート

保有単位

AUDJPY

100

10,000

NZDJPY

80

-10,000


表3

通貨ペア

レート

保有単位

AUDNZD

1.25NZD

8,000

AUDJPY

100

2,000

ここで、証拠金180万円のときにそれぞれのレバレッジは、

表1:180万円/180万円=1.0倍
表3:100万円/180万円=0.56倍

となります。

同一通貨をLongとShortで保有して通貨の打ち消し合いがある場合には、別の通貨ペアで実質的に同じポジションを組むとレバレッジが変わってしまいます。

さらにポートフォリオの組入れ通貨ペアが多くなると、ややこしくなってきます。

そのため、自分かどのようなポジションを持っているのかを管理するためには、通貨別のウエイトを計算しておく必要があるでしょう。

製作中の「FX分析ツール完全版」では、通貨の打消し合いを修正したレバレッジや通貨別ウエイトも表示できるようになります。

ところで、表1と表3のポジションのリスクは、どうなるのでしょうか。実質的には、同じリスクになることは、お分かりだと思います。

ところが、リスク分析ツールで計算してみると、異なるリスクの値になります。どのように解釈すればよいのでしょうか。これは、次回以降、「リスクの金額表示」で説明する予定です。

次に、
表5

通貨ペア

レート

保有単位

AUDJPY

100円

8,000

NZDJPY

80

-10,000

 これは、JPYが打ち消し合って0となりますので、通貨別に分解するまでもなく、AUDNZDを8000単位買ったのと同じことになります。

ところで、 「サヤ取り」などと称して
AUDJPYを買いNZDJPYを売りするような類で、高額な有料商材の販売や有料投資アドバイスなどをしているサイトも、ちらほら有るようです。

でも、私たちは、それらがニセモノ情報であるかどうかを判断できるようになりました。 大切なことは、自分かどんなポジションを取っているのか、正しく理解することです。

「サヤ取り」については、ときどき、コメントやメールで質問をいただくことがあります。これは、リスク分析ツールに「2ペア分析」がありますので、まだ、ツールを手に入れていない方は、無料ですのでGetして実験してみてください。

また、「サヤ取り」の基本的な考え方については、何回か先に解説をしようと考えています。そこでは、相関係数が「サヤ取り」の参考にならない例についても話題にしたいと思っています。


訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


ウエイトの基本概念 その5

前回の続きです。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

次のようなAUDJPYとNZDJPYのポジションを考えました。 
表1

通貨ペア

レート

保有単位

AUDJPY

100

10,000

NZDJPY

80

-10,000


通貨別に分解すると
表2

通貨

レート

保有単位

評価金額

ウエイト

AUD

100

10,000

1,000,000

100%

NZD

 80

 10,000

 ‐800,000

 -80%

JPY

 1円

 -200,000

 -200,000

 -20%

合計 

 

 

 0

 0%

となりました。

ところで、次のポジションを作ったとします。
表3

通貨ペア

レート

保有単位

AUDNZD

1.25NZD

8,000

AUDJPY

100

2,000


すると、このポジションは、表1と実質的に同じポジションとなります。
通貨別に分解してみましょう。

表4

通貨

レート

保有単位

評価金額

ウエイト

AUD

100

8,000

800,000

80.0%

NZD

 80

 10,000

 ‐800,000

-80.0%

AUD

 100

 2,000

 200,000

 20.0%

JPY

1円

-200,000

-200,000

 -20.0%

合計 

 

 

 0

 0%


AUDをまとめると、表2と同じになることは、わかると思います。

ところで、表1、表3のポジションを組んだときに、証拠金を180万円としたときには、レバレッジの値はそれぞれどうなるでしょうか。

また、仮に、
表5

通貨ペア

レート

保有単位

AUDJPY

100円

8,000

NZDJPY

80

-10,000


のポジションを組んだときは、どのように考えればよいのでしょうか。

FXリスク分析ツールを取得した方はいろいろと分析できると思います。
(ただし、レートが異なるので保有単位を調整する必要があります。)

訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


ウエイトの基本概念 その4

ウエイト計算の分母を証拠金とする方法と、ポジションの片側(Long側、Short側の絶対値でも同じ)の合計金額とする方法を検討してみましょう。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

結論を先に書きますと、
通常、ポートフォリオを検討する場合に関しては

ポジションの片側(Long)の合計金額を分母とする

を使えばよいでしょう。

この場合、レバレッジを1倍としてウエイトを計算することになりますので、ポートフォリオ自体の性質の比較を同じ基準で行うことができます。

証拠金ベースですとレバレッジの影響によって、ポートフォリオの比較がちょっとわかり難くなります。ウエイトがレバレッジに比例してしまいます。

ただし、証拠金に対して、個別の通貨がどのくらいのウエイトを持っているのかを確認する場合には、証拠金ベースを使うほうが良いでしょう。

最適投資比率とレバレッジの記事も参考にしてください。この記事で、レバレッジを1倍としてポートフォリオを検討する場合に使うウエイトは、ポジションの片側(Long)の合計金額を分母とした場合となります。


さて、これでようやく準備ができました。ここからが本題です。複数通貨のポートフォリオで売りが入っている場合について検討してみましょう。
これ以降、ウエイトはポジションの片側(Long)の合計金額を分母とします。

まず、
AUDJPY
NZDJPY
を1万単位ずつ買った場合です。それぞれのレートは100円、80円とします。

通貨ペア

レート

保有単位

AUDJPY

100

10,000

NZDJPY

80

10,000

 
通貨別に分解してみましょう

通貨

レート

保有単位

評価金額

ウエイト

AUD

100

10,000

1,000,000

55.6%

NZD

 80

 10,000

 800,000

 44.4%

JPY

 1円

 -1,800,000

 -1,800,000

 -100%

合計 

 

 

 0

 0%

ウエイト計算の分母は180万円

JPYが‐180万円の保有、つまり180万円のShortポジションであるのは、お分かりだと思います。
AUDJPYで-100万円、NZDJPYで-80万円ずつJPYにShortポジションを取りますので、合計で180万円のShortとなります。

また、ウエイトの合計はLong側はAUDとNZDで100%、Short側はJPYで-100%となっています。これも、問題ありません。

次に
AUDJPYを1万単位買い
NZDJPYを1万単位売り
の場合です。

通貨ペア

レート

保有単位

AUDJPY

100

10,000

NZDJPY

80

-10,000


これも、通貨別に分解してみましょう

通貨

レート

保有単位

評価金額

ウエイト

AUD

100

10,000

1,000,000

55.6%

NZD

 80

 -10,000

 -800,000

 -44.4%

JPY

 1円

 -1,000,000

 -1,000,000

 -55.6%

JPY

1円

800,000

800,000

44.4%

合計 

 

 

 0

 0%

ウエイト計算の分母は180万円

JPYを2行に表記しました。?100万円の評価額はAUDJPYからのもの、80万円の評価額はNZDからのものです。

この場合も、Long金額の合計は、AUDが100万円、JPYのNZD由来のものが80万円ありますので、180万円となります。よって、ウエイトは右列のようになります。

と簡単に済ませてよいのでしょうか。JPYが2行あるのでまとめます。

通貨

レート

保有単位

評価金額

ウエイト

AUD

100

10,000

1,000,000

55.6%

NZD

 80

 10,000

 ‐800,000

 ‐44.4%

JPY

 1円

 -200,000

 -200,000

 -11.1%

合計 

 

 

 0

 0%

ウエイト計算の分母は180万円

JPYの‐100万円と80万円が打ち消しあって-20万円のみ残りました。また、Long側のウエイトの合計は55.6%となり100%ではありません。Short側の合計も同様に‐100%ではありません。これは、ちょっと変ですね。

そこで修正を行ってみます。Long金額の合計はAUDの100万円だけとなりますので、この100万円を分母として新たに修正ウエイトを計算してみましょう。

通貨

レート

保有単位

評価金額

修正ウエイト

AUD

100

10,000

1,000,000

100%

NZD

 80

 -10,000

 -800,000

 -80%

JPY

 1円

 -200,000

 -200,000

 -20%

合計 

 

 

 0

 0%

ウエイト計算の分母は100万円

今度はつじつまが合いそうです。

だんだん面白くなってきました。これは、レバレッジの定義の根幹に関わってきます。

続きます。


訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


ウエイトの基本概念 その3

FXツール完全版は、数理計画法を使ったポートフォリオ最適化ツールの構築に入ってきました。実用性+使いやすい条件設定でちょっと悩んでいます。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

前回の続きです。
ポートフォリオのウエイトの考え方は次の3通りでした。

1. 証拠金を分母とする。
2. 証拠金を分母とする。ただし、証拠金はポジションに含めない。
3. ポジションの片側(Long)の合計金額を分母とする。
   ただし、証拠金はポジションに含めない。


まず、1から検討しましょう。
この場合、証拠金をポートフォリオのポジションの一部として見なしています。前回の例では保有ウエイトはUSDが100%のみとなっていますので、外貨預金のときのウエイトを同じ状態です。

つまり、100万円を証拠金として預けたという見方ではなく、もともと保有していた100万円をなんらかの資産に投資した、という見方をしていることになります。
この投資スタンスでは、
レバレッジ1倍、証拠金とShort側は同じ通貨
の投資をすることになると思います。

投資家が為替証拠金取引をするか、外貨預金や外貨MMFをやるかは、取引コストや税金などの要因によって決まります。

また、証拠金取引をする場合でも、通常、証拠金には金利がつかないので、できるだけ業者に差し入れる証拠金は少なくして、残りの資金はMMFにでも預けていた方が効率的な投資になります。

この場合は、証拠金+MMFの合計が投資金額であるので、それを分母とすることになるでしょう。


次に、証拠金をポジションに含めない2と3の考え方について検討してみましょう。

通常、証拠金取引で構成されている通貨ポートフォリオの性質を調べるときは、証拠金はポジションに含めないほうが分りやすくなります。

というのは、証拠金はあくまで証拠金であって、通貨ポートフォリオを構成する資産ではなく、また、証拠金は円ベースでリスクを持たないので、ポジションに含めても含めなくとも、リスク分析などに影響を与えないからです。

さて、普通の投資では保有している現金で株や債券、外貨、金などのそれ自体に価値のある資産を買います。

そして、購入した資産を実際に投資家は保有しており、売却し現金と交換することができます。

では、証拠金取引では買った通貨ペアには価値があるのでしょうか。実は、購入時点においては通貨ペア自体の価値は0です。

前回説明したように、USDJPYの取引とは、JPYを借りてその資金で同じ価値のUSDを買う取引と同値です。USDの保有とJPYの借入をトータルで評価するとお互いに打ち消しあって価値は0となります。これは、EURUSDでもGBPCHFでも同じです。

ところで、ポートフォリオの組入れ資産のウエイトは

資産のウエイト=個別資産の価値/ポートフォリオの価値

でした。
通貨ポートフォリオでは、もともと価値が0のものが構成要素であるので、その合計であるポートフォリオの価値自体も0となります。

となると、ウエイトを計算する式の分母が0となってしまうために、単純にはウエイトは定義できないことになります。

ちょっと、回りくどい説明をしていますが、もう少しお付き合いください。

づつきます。


訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


ウエイトの基本概念 その2

昨日の表の再掲です。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

 

購入前

 購入後

JPY

0円

100万円Short

USD

0ドル

1万ドルLong

証拠金

100万円Long

100万円Long


為替証拠金取引とは、どんな取引をしているのでしょうか。証拠金には手付かずに、何も無いところから、突然USDとJPYのポジションが出現します。通常の資産の売買とは異なっています。

分解してみると、事実上、次のことが行われているのと同じです。

1.JPYを100万円借りてくる。
(どこから?という疑問はとりあえず無視してください。)
2.手に入れた100万円とUSD1万ドルを交換する。

つまり、USD/JPYを買うということは、
JPYを借金してそのお金でUSDを買う
という意味になります。

証拠金とは、これらの取引を行うための保証金のような意味合いで業者が預かっているだけです。本質的には、証拠金などは無くともこの取引は可能です。

この状態では、JPYを100万円借りている状態、つまり、JPYを100万円Shortポジションで持っていることになります。

ところで、証拠金はJPYで100万円ありますので、ポジションの-100万円の保有と打ち消しあって、トータルではJPYのポジションは0となります。つまり、USD1万ドルのLong
のみが残ります。

結局、100万円の証拠金で100万円に相当するUSD/JPYの買うことは、実質的にUSDの外貨預金と同じ取引をしたことになります。

以上のようなことを踏まえて、ポートフォリオのウエイトはどのように考えればよいのでしょうか。

実は、ウエイトの考え方は一通りに決まるのではなく、主に3通りの考え方があります(と勝手に筆者は考えています)。

それら違いとは、ウエイトを計算する上での分母を何にするかと、証拠金をポジションに含めるかの違いです。

1. 証拠金を分母とする。
2. 証拠金を分母とする。ただし、証拠金はポジションに含めない。
3. ポジションの片側(Long)の合計金額を分母とする。 
   ただし、証拠金はポジションに含めない。


前回の例で、これら3つの方法でウエイトを計算してみましょう。
それぞれ、ウエイト1、ウエイト2、ウエイト3です。

 

購入前

 購入後

ウエイト1ウエイト2ウエイト3

JPY

0円

100万円Short

    0%

-100%

-100%

USD

0ドル

1万ドルLong

100%

 100%

 100%

証拠金

100万円Long

100万円Long

    0%

 

 

ウエイト1では、証拠金とJPYのポジションが打ち消しあうので両方とも0%となります。
ウエイト2とウエイト3では証拠金は考えません。また、ウエイトは同じ値となっていますが、レバレッジが異なってくると違う値になります。(ここの違いは非常に重要です。次回以降に説明します。)

私たちは、どの方法を使うのが良いのでしょうか。
もう少し追求してみましょう。

続きます。

訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


ウエイトの基本概念 その1

為替ポートフォリオのウエイトについて考えましょう。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

株式の現物投資と違って、為替証拠金取引の場合には業者に預けた証拠金で外国通貨を買うのではありません。

この時点で既にややこしくなっています。これは、外貨MMFや外貨預金と決定的に異なる点です。

ここでは、取引制度のことは詳しく触れませんが、業者に預けたお金はあくまで、証拠金として業者が預かっているだけで、為替取引自体に使われているわけではありません。

たとえば為替証拠金取引では、

ポートフォリオの評価額。
EUR/USDのように、日本円が絡んでいないポジション。
USD/JPYの売りのように、ショートのウエイト。

などの値を単純な株式ポートフォリオの場合より慎重に扱う必要が生じます。
ここのところを曖昧にしてしまうと、目隠しをして自動車を運転するような危険な運用をしてしまうことになるかもしれません。

抽象的な説明をしても分りづらいと思いますので、現実的な例で説明します。まず、語句の意味を定義しておきましょう。
これをしておかないと、訳が分らなくなりますので。

USD/JPYの買いとは
  USDをLongポジション、JPYをShortポジションで持つこと
USD/JPYの売りとは
  USDをShortポジション、JPYをLongポジションで持つこと


USD/JPYの買いをUSD/JPYのLongという言い方もありますが、混乱するのでここでは使いません。

また、単純に日本円を現金で100万円保有しているとすれば
 JPYをLongポジションで100万円持っている、または、
 単にJPYを100万円保有しているといいます。
 USDやEURでも同様に言えます。

また、円を100万円借りている状態は
 JPYをShortポジションで100万円持っている、または、
 JPYを‐100万円(マイナス100万円)保有しているといいます。


具体例に入りましょう。手数料、スプレッド等のコストは無視します。
USD/JPYが100円とします。(1ドルと100円が交換可能)

外貨預金の場合
100万円で1万ドルを購入しました。

 

購入前

購入後

JPY

100万円Long

0円

USD

0ドル

1万ドルLong

となります。この投資家は外貨預金購入後には、USDを1万ドル保有していることになります。

為替証拠金取引の場合
100万円を証拠金として預けて、USD/JPYを1万ドル買いました。

 

購入前

 購入後

JPY

0円

100万円Short

USD

0ドル

1万ドルLong

証拠金

100万円

100万円

証拠金は取引とは直接関係ありませんので、購入の前後で変化はまったくありません。実際、信託銀行などに分別管理されているはずです。

外貨預金と為替証拠金取引を比べてみると、異なる取引であることが分ります。

外貨預金は単純に円とドルを交換しただけです。ところが、為替証拠金取引の場合は、証拠金には手付かずに、突然、JPYとUSDのポジションが現れました。いったい、何が起こったのでしょうか。

また、資産の組入れウエイトはどのように計算すればよいのでしょう。
外貨預金のときは、USDが100%で問題ありません。
為替証拠金取引では、USD、JPYをそれぞれどう扱うのでしょう。

続きます。

訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


銘柄の組入れウエイト

ポートフォリオにおける通貨の組入れウエイトのはなしです。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

実は、為替証拠金取引は複雑な取引方法です。そのため、考え方を分りやすくするためにもっと単純な場合から検討してみましょう。

まず、最も理解が容易な株式ポートフォリオの場合です。
A、B、Cの3銘柄のポートフォリオを考えます。ポートフォリオの構成は、以下の表のようになっているとします。

銘柄

株価

株数

評価額

ウエイト

200円

3,000

600,000円

40.0%

500円

1,000

500,000円

33.3%

400円

1,000

400,000円

26.7%

合計

 

 

1,500,000円

100%


個別の銘柄をポートフォリオの構成銘柄として評価する場合に大切な数値は、構成比率つまりウエイトになります。表では右端の列ですね。

株価×株数で計算する評価額も当然大切な値ですが、ポートフォリオ全体として、その銘柄の影響度を考える場合には金額ではなく、ウエイトが重要であることは直感的に分ると思います。

要するに、1000万円の中の100万円と10億円の中の100万円では、その意味するところはまったく異なるということです。

ウエイトの計算方法は、
ウエイトi=評価額i/ポートフォリオの評価額
で計算できます。これは簡単ですね。

上の例でA銘柄ならば
ウエイトA=600,000円/1,500,000円=40.0%
というわけです。

では、時間が経過して株価が変化すると、ウエイトはどうなるでしょうか。
AとBの株価が下図のように変化したとします。

銘柄

株価

株数

評価額

ウエイト

300円

3,000

900,000円

52.9%

400円

1,000

400,000円

23.5%

400円

1,000

400,000円

23.5%

合計

 

 

1,700,000円

100%

A,B,Cのウエイトを合計しても100%にならないのは四捨五入の関係

時間が経過して株価が変化すると、ウエイトも変化することがわかります。C銘柄に注目すると、自身の株価は変化していませんが、ポートフォリオの他の銘柄の影響でウエイトが変化していることに注目してください。

ポートフォリオのリスクや期待リターンに影響を及ぼす値は、銘柄のウエイトでした。つまり、時間経過による資産価格の変化によってウエイトが変化するために、リスクや期待リターンなどの値も変化することに気をつけてください。これは、リスク管理をする上で重要なことです。

さて、株式ポートフォリオの場合は上記のように比較的単純でしたが、為替証拠金取引の場合、ウエイトはどのように定義すればよいのでしょうか。
よくよく考えてみると、意外と難しいことが分ります。

続きます。

訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


実戦編 開始!

リスク分析ツール簡易版のユーザー数も300名を突破しました。ご利用ありがとうございます。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

まだ、ツールをGetしていない人はお早めにどうぞ。管理人の気まぐれで公開を中止するかもしれません。(たぶん、公開中止はないでしょうけど。)

ツールを4月中に取得した人は、再度、ダウンロードしてください。内部のデータを修正した5月版をリリースしています。

ポートフォリオ最適化ツールを組み込んだ正式版は、順調に開発が進んでいます。と言いたいところですが、悩むところが多く、なかなか進みません。相場も多少落ち着いてきましたので、できるだけ早く公開できるように頑張ります。


さて、今回から実戦編を開始します。

入門編の後半は少し高度な話題でしたので、すでに入門レベルを超えていましたが、なんとなく惰性で入門編に組み込んでしまいました。

そのうち、ブログの記事を整理してHPを立ち上げますので、そのときは、もう少しきれいに分類をします。

今後、しばらくはポートフォリオの特性をどのように捉えるか?を考えてみましょう。
いままでは、リスクと期待リターン(スワップレート)、シャープレシオについての詳しく考えてきました。

それらはポートフォリオ運用をする上では最重要の数値ですが、それだけで、ポートフォリオの特性をすべて表せるわけではありません。

やはり、もうすこし詳細な特性を見ることによって、自分の考え方や方針に合致したポートフォリオ構築するべきだと筆者は考えています。

筆者が仕事でやっているポートフォリオの運用では(為替ではありません)、重要な数値としてチェックしているものが50項目程度、それ以外にも分析ツールで表示される数値は数百以上にものぼります。
そして、それらを相場状況を考慮しながら微妙にコントロールして運用を行っています。

当然、自分で計算している値なので、すべの数値の意味および、その扱い方は把握しています。
FXの個人投資家の場合は、そこまで必要はありませんが、リスクとスワップだけでは心もとないので、もう少しいろいろと考えて見ましょう。

次回から、具体的な内容に入ります。
まず、ポートフォリオにおける通貨の組入れウエイトについて、基本から考えてみます。

訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー




スワップ派のためのFXポートフォリオ 2008年05月
スワップ派のためのFXポートフォリオ
FXでスワップ金利を低リスクで稼ぐための通貨ポートフォリオについてわかりやすく書きます。本業は、某社の現役クオンツです。 保有資格:日本証券アナリスト協会検定会員

アクセスランキング

ご協力お願いいたします。
クリックは管理人の励みです。




プロフィール

Author:yamakouFX
Who?

yamakouFX 改め 北山広京

本業では新たにグローバルアロケーションモデルの作成を開始。
運用系システムはDBから最適化まですべて自作することをモットーとするクオンツです。

ブログ作成と同時に個人用FXポートフォリオの分析・運用システムの開発に勤しんでいます。
FXの運用とリサーチはもっぱら自己資金のためにやっています。



最近の記事



最近のコメント



カテゴリー



紹介された雑誌など

Yenスパ!2011年夏号
P56~57
『FXスワップ理論の新方式』
enspa11.jpg

Yenスパ!2008年春号
P52~53
『最強の2ポジションを探せ』
yenspa3.jpg



スワップ派のためのリンク

スワップ派の為の究極ツール
FXポートスタジオ公式サイトです PortStudio
スワップ派のためのFXポートフォリオ
当ブログのまとめサイトです studybanner-155.gif
FXポートスタジオ公式サイト管理者
猫レオさんの投資ブログです leocat-155.gif



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カレンダー

04 | 2008/05 | 06
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31



ユニークアクセス数

現在の訪問者数:

現在の閲覧者数:



PageView



フリーエリア



ブログ内検索



RSSフィード



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



リンク

このブログをリンクに追加する



リンク等について

リンクは自由ですが、必ずTOPページへお願いします。
相互リンクを募集しております。メール、コメント等でご連絡ください。

本ブログを参考にしてトレードした結果については、本ブログの著者・関係者は責任を負いかねますのでご了承ください。



著者へのメール

名前:
メール:
件名:
本文:



政策金利



スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


FXリスク分析ツール6月版アップ

FXリスク分析ツールの6月版をアップしました。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

現在お使いのツールは、6月初には利用できなくなりますので、6月版を取得してください。

取得方法、パスワード等は変更ありません。
取得方法が分らない方は、再度メールでご連絡ください。


開発中のFX分析ツール完全版は、共分散行列の作成方法の検討をしています。
以前、紹介した指数加重標準偏差の手法を使って作成する予定です。
相関係数の推定も指数加重を使い、予測精度の高いリスク推定が計算可能となります。
なかなかリリースできなくて、申し訳ありませんが、より良いものを目指して開発をがんばっています。

訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



スポンサーサイト

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


リスクの金額表示 その1

今までの解説では、リスクやリターンの値をパーセントで表示してきました。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

これは、基準をそろえることによって、資産間のリスクやリターンの比較をできるようにするためです。

そのため、
標準偏差が5%の資産に投資するよりも、標準偏差が10%の資産に投資したほうが高いリスクである。
の様な言い方ができるようになります。

FX投資では、通貨ペア間のリスクを同じ基準で比較できるため、とても分りやすくなります。
ところで、これはある前提を省略しています。

その前提条件とは、
「同じ投資金額で、同じ期間投資した場合」
です。

では、この前提条件が異なった場合には、どうやって比較すればよいのでしょうか。
期間も異なると話がややこしくなるので、金額が異なる場合を考えてみましょう。

1. 100万円をリスク10%の通貨ペアに投資する
2. 80万円をリスク12%の通貨ペアに投資する

どちらの方が、リスクが高くなる投資でしょうか。
ここで、すぐにVaR(バリュー・アット・リスク)なんて話をすると、ほとんどの人が意味不明な状況に陥って、ブログを読むのを止めてしまうので、ゆっくりと考えて見ましょう。

(VaRの説明はネット上に結構ありますので、検索して読んでみてください。
ちなみに、Wikiの説明を引用
「現有資産の損失可能性を時価推移より測定する分析指標。」 
何が何やら、さっぱりわかりません。)

というわけで、できるだけわかりやすく説明してみます。

さて、
リスクの金額表示というものを考えてみます。
その前に、もっと分かり易い例をあげますと、リターンの金額表示です。

これは、要するによくある商材の宣伝のように、
「私は1年で1億452万円儲けました。」
の類ですね。
(細かい数値まで書いて本物らしく見せているようですが、よく考えると、嘘っぱちであることは一目瞭然の奴です。)

「100万円をリターン5%の資産に投資する」場合では、リターンの金額表示は5万円になります。

これは当たり前ですね。計算方法は簡単で
投資金額×リターンで計算できます。
100万円×5%=5万円
と言うわけです。

この数値が大きいほど、金額でのリターンは大きくなります。
では、リスクでも同じようにできないでしょうか。

投資金額×リスク

をリスクの金額表示としてみるのです。この結果をどのように解釈するかは、とりあえず置いといて、先ほどの例で計算して見ましょう。

1.100万円×10% = 10万円
2.80万円×12% = 9万6千円

つまり、リスクの金額表示では、1のほうが大きいことになります。

次回は、この値の解釈について書いてみます。
続きます。

訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


ウエイトの基本概念 その6

ウエイトのはなしも6回目です。書いている方も飽きてきましたので、今日でまとめてしまいます。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

前回の表1と表5は、通貨別に分解すると実質同じポジションになることが分ったとおもいます。

表1

通貨ペア

レート

保有単位

AUDJPY

100

10,000

NZDJPY

80

-10,000


表3

通貨ペア

レート

保有単位

AUDNZD

1.25NZD

8,000

AUDJPY

100

2,000

ここで、証拠金180万円のときにそれぞれのレバレッジは、

表1:180万円/180万円=1.0倍
表3:100万円/180万円=0.56倍

となります。

同一通貨をLongとShortで保有して通貨の打ち消し合いがある場合には、別の通貨ペアで実質的に同じポジションを組むとレバレッジが変わってしまいます。

さらにポートフォリオの組入れ通貨ペアが多くなると、ややこしくなってきます。

そのため、自分かどのようなポジションを持っているのかを管理するためには、通貨別のウエイトを計算しておく必要があるでしょう。

製作中の「FX分析ツール完全版」では、通貨の打消し合いを修正したレバレッジや通貨別ウエイトも表示できるようになります。

ところで、表1と表3のポジションのリスクは、どうなるのでしょうか。実質的には、同じリスクになることは、お分かりだと思います。

ところが、リスク分析ツールで計算してみると、異なるリスクの値になります。どのように解釈すればよいのでしょうか。これは、次回以降、「リスクの金額表示」で説明する予定です。

次に、
表5

通貨ペア

レート

保有単位

AUDJPY

100円

8,000

NZDJPY

80

-10,000

 これは、JPYが打ち消し合って0となりますので、通貨別に分解するまでもなく、AUDNZDを8000単位買ったのと同じことになります。

ところで、 「サヤ取り」などと称して
AUDJPYを買いNZDJPYを売りするような類で、高額な有料商材の販売や有料投資アドバイスなどをしているサイトも、ちらほら有るようです。

でも、私たちは、それらがニセモノ情報であるかどうかを判断できるようになりました。 大切なことは、自分かどんなポジションを取っているのか、正しく理解することです。

「サヤ取り」については、ときどき、コメントやメールで質問をいただくことがあります。これは、リスク分析ツールに「2ペア分析」がありますので、まだ、ツールを手に入れていない方は、無料ですのでGetして実験してみてください。

また、「サヤ取り」の基本的な考え方については、何回か先に解説をしようと考えています。そこでは、相関係数が「サヤ取り」の参考にならない例についても話題にしたいと思っています。


訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


ウエイトの基本概念 その5

前回の続きです。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

次のようなAUDJPYとNZDJPYのポジションを考えました。 
表1

通貨ペア

レート

保有単位

AUDJPY

100

10,000

NZDJPY

80

-10,000


通貨別に分解すると
表2

通貨

レート

保有単位

評価金額

ウエイト

AUD

100

10,000

1,000,000

100%

NZD

 80

 10,000

 ‐800,000

 -80%

JPY

 1円

 -200,000

 -200,000

 -20%

合計 

 

 

 0

 0%

となりました。

ところで、次のポジションを作ったとします。
表3

通貨ペア

レート

保有単位

AUDNZD

1.25NZD

8,000

AUDJPY

100

2,000


すると、このポジションは、表1と実質的に同じポジションとなります。
通貨別に分解してみましょう。

表4

通貨

レート

保有単位

評価金額

ウエイト

AUD

100

8,000

800,000

80.0%

NZD

 80

 10,000

 ‐800,000

-80.0%

AUD

 100

 2,000

 200,000

 20.0%

JPY

1円

-200,000

-200,000

 -20.0%

合計 

 

 

 0

 0%


AUDをまとめると、表2と同じになることは、わかると思います。

ところで、表1、表3のポジションを組んだときに、証拠金を180万円としたときには、レバレッジの値はそれぞれどうなるでしょうか。

また、仮に、
表5

通貨ペア

レート

保有単位

AUDJPY

100円

8,000

NZDJPY

80

-10,000


のポジションを組んだときは、どのように考えればよいのでしょうか。

FXリスク分析ツールを取得した方はいろいろと分析できると思います。
(ただし、レートが異なるので保有単位を調整する必要があります。)

訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


ウエイトの基本概念 その4

ウエイト計算の分母を証拠金とする方法と、ポジションの片側(Long側、Short側の絶対値でも同じ)の合計金額とする方法を検討してみましょう。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

結論を先に書きますと、
通常、ポートフォリオを検討する場合に関しては

ポジションの片側(Long)の合計金額を分母とする

を使えばよいでしょう。

この場合、レバレッジを1倍としてウエイトを計算することになりますので、ポートフォリオ自体の性質の比較を同じ基準で行うことができます。

証拠金ベースですとレバレッジの影響によって、ポートフォリオの比較がちょっとわかり難くなります。ウエイトがレバレッジに比例してしまいます。

ただし、証拠金に対して、個別の通貨がどのくらいのウエイトを持っているのかを確認する場合には、証拠金ベースを使うほうが良いでしょう。

最適投資比率とレバレッジの記事も参考にしてください。この記事で、レバレッジを1倍としてポートフォリオを検討する場合に使うウエイトは、ポジションの片側(Long)の合計金額を分母とした場合となります。


さて、これでようやく準備ができました。ここからが本題です。複数通貨のポートフォリオで売りが入っている場合について検討してみましょう。
これ以降、ウエイトはポジションの片側(Long)の合計金額を分母とします。

まず、
AUDJPY
NZDJPY
を1万単位ずつ買った場合です。それぞれのレートは100円、80円とします。

通貨ペア

レート

保有単位

AUDJPY

100

10,000

NZDJPY

80

10,000

 
通貨別に分解してみましょう

通貨

レート

保有単位

評価金額

ウエイト

AUD

100

10,000

1,000,000

55.6%

NZD

 80

 10,000

 800,000

 44.4%

JPY

 1円

 -1,800,000

 -1,800,000

 -100%

合計 

 

 

 0

 0%

ウエイト計算の分母は180万円

JPYが‐180万円の保有、つまり180万円のShortポジションであるのは、お分かりだと思います。
AUDJPYで-100万円、NZDJPYで-80万円ずつJPYにShortポジションを取りますので、合計で180万円のShortとなります。

また、ウエイトの合計はLong側はAUDとNZDで100%、Short側はJPYで-100%となっています。これも、問題ありません。

次に
AUDJPYを1万単位買い
NZDJPYを1万単位売り
の場合です。

通貨ペア

レート

保有単位

AUDJPY

100

10,000

NZDJPY

80

-10,000


これも、通貨別に分解してみましょう

通貨

レート

保有単位

評価金額

ウエイト

AUD

100

10,000

1,000,000

55.6%

NZD

 80

 -10,000

 -800,000

 -44.4%

JPY

 1円

 -1,000,000

 -1,000,000

 -55.6%

JPY

1円

800,000

800,000

44.4%

合計 

 

 

 0

 0%

ウエイト計算の分母は180万円

JPYを2行に表記しました。?100万円の評価額はAUDJPYからのもの、80万円の評価額はNZDからのものです。

この場合も、Long金額の合計は、AUDが100万円、JPYのNZD由来のものが80万円ありますので、180万円となります。よって、ウエイトは右列のようになります。

と簡単に済ませてよいのでしょうか。JPYが2行あるのでまとめます。

通貨

レート

保有単位

評価金額

ウエイト

AUD

100

10,000

1,000,000

55.6%

NZD

 80

 10,000

 ‐800,000

 ‐44.4%

JPY

 1円

 -200,000

 -200,000

 -11.1%

合計 

 

 

 0

 0%

ウエイト計算の分母は180万円

JPYの‐100万円と80万円が打ち消しあって-20万円のみ残りました。また、Long側のウエイトの合計は55.6%となり100%ではありません。Short側の合計も同様に‐100%ではありません。これは、ちょっと変ですね。

そこで修正を行ってみます。Long金額の合計はAUDの100万円だけとなりますので、この100万円を分母として新たに修正ウエイトを計算してみましょう。

通貨

レート

保有単位

評価金額

修正ウエイト

AUD

100

10,000

1,000,000

100%

NZD

 80

 -10,000

 -800,000

 -80%

JPY

 1円

 -200,000

 -200,000

 -20%

合計 

 

 

 0

 0%

ウエイト計算の分母は100万円

今度はつじつまが合いそうです。

だんだん面白くなってきました。これは、レバレッジの定義の根幹に関わってきます。

続きます。


訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


ウエイトの基本概念 その3

FXツール完全版は、数理計画法を使ったポートフォリオ最適化ツールの構築に入ってきました。実用性+使いやすい条件設定でちょっと悩んでいます。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

前回の続きです。
ポートフォリオのウエイトの考え方は次の3通りでした。

1. 証拠金を分母とする。
2. 証拠金を分母とする。ただし、証拠金はポジションに含めない。
3. ポジションの片側(Long)の合計金額を分母とする。
   ただし、証拠金はポジションに含めない。


まず、1から検討しましょう。
この場合、証拠金をポートフォリオのポジションの一部として見なしています。前回の例では保有ウエイトはUSDが100%のみとなっていますので、外貨預金のときのウエイトを同じ状態です。

つまり、100万円を証拠金として預けたという見方ではなく、もともと保有していた100万円をなんらかの資産に投資した、という見方をしていることになります。
この投資スタンスでは、
レバレッジ1倍、証拠金とShort側は同じ通貨
の投資をすることになると思います。

投資家が為替証拠金取引をするか、外貨預金や外貨MMFをやるかは、取引コストや税金などの要因によって決まります。

また、証拠金取引をする場合でも、通常、証拠金には金利がつかないので、できるだけ業者に差し入れる証拠金は少なくして、残りの資金はMMFにでも預けていた方が効率的な投資になります。

この場合は、証拠金+MMFの合計が投資金額であるので、それを分母とすることになるでしょう。


次に、証拠金をポジションに含めない2と3の考え方について検討してみましょう。

通常、証拠金取引で構成されている通貨ポートフォリオの性質を調べるときは、証拠金はポジションに含めないほうが分りやすくなります。

というのは、証拠金はあくまで証拠金であって、通貨ポートフォリオを構成する資産ではなく、また、証拠金は円ベースでリスクを持たないので、ポジションに含めても含めなくとも、リスク分析などに影響を与えないからです。

さて、普通の投資では保有している現金で株や債券、外貨、金などのそれ自体に価値のある資産を買います。

そして、購入した資産を実際に投資家は保有しており、売却し現金と交換することができます。

では、証拠金取引では買った通貨ペアには価値があるのでしょうか。実は、購入時点においては通貨ペア自体の価値は0です。

前回説明したように、USDJPYの取引とは、JPYを借りてその資金で同じ価値のUSDを買う取引と同値です。USDの保有とJPYの借入をトータルで評価するとお互いに打ち消しあって価値は0となります。これは、EURUSDでもGBPCHFでも同じです。

ところで、ポートフォリオの組入れ資産のウエイトは

資産のウエイト=個別資産の価値/ポートフォリオの価値

でした。
通貨ポートフォリオでは、もともと価値が0のものが構成要素であるので、その合計であるポートフォリオの価値自体も0となります。

となると、ウエイトを計算する式の分母が0となってしまうために、単純にはウエイトは定義できないことになります。

ちょっと、回りくどい説明をしていますが、もう少しお付き合いください。

づつきます。


訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


ウエイトの基本概念 その2

昨日の表の再掲です。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

 

購入前

 購入後

JPY

0円

100万円Short

USD

0ドル

1万ドルLong

証拠金

100万円Long

100万円Long


為替証拠金取引とは、どんな取引をしているのでしょうか。証拠金には手付かずに、何も無いところから、突然USDとJPYのポジションが出現します。通常の資産の売買とは異なっています。

分解してみると、事実上、次のことが行われているのと同じです。

1.JPYを100万円借りてくる。
(どこから?という疑問はとりあえず無視してください。)
2.手に入れた100万円とUSD1万ドルを交換する。

つまり、USD/JPYを買うということは、
JPYを借金してそのお金でUSDを買う
という意味になります。

証拠金とは、これらの取引を行うための保証金のような意味合いで業者が預かっているだけです。本質的には、証拠金などは無くともこの取引は可能です。

この状態では、JPYを100万円借りている状態、つまり、JPYを100万円Shortポジションで持っていることになります。

ところで、証拠金はJPYで100万円ありますので、ポジションの-100万円の保有と打ち消しあって、トータルではJPYのポジションは0となります。つまり、USD1万ドルのLong
のみが残ります。

結局、100万円の証拠金で100万円に相当するUSD/JPYの買うことは、実質的にUSDの外貨預金と同じ取引をしたことになります。

以上のようなことを踏まえて、ポートフォリオのウエイトはどのように考えればよいのでしょうか。

実は、ウエイトの考え方は一通りに決まるのではなく、主に3通りの考え方があります(と勝手に筆者は考えています)。

それら違いとは、ウエイトを計算する上での分母を何にするかと、証拠金をポジションに含めるかの違いです。

1. 証拠金を分母とする。
2. 証拠金を分母とする。ただし、証拠金はポジションに含めない。
3. ポジションの片側(Long)の合計金額を分母とする。 
   ただし、証拠金はポジションに含めない。


前回の例で、これら3つの方法でウエイトを計算してみましょう。
それぞれ、ウエイト1、ウエイト2、ウエイト3です。

 

購入前

 購入後

ウエイト1ウエイト2ウエイト3

JPY

0円

100万円Short

    0%

-100%

-100%

USD

0ドル

1万ドルLong

100%

 100%

 100%

証拠金

100万円Long

100万円Long

    0%

 

 

ウエイト1では、証拠金とJPYのポジションが打ち消しあうので両方とも0%となります。
ウエイト2とウエイト3では証拠金は考えません。また、ウエイトは同じ値となっていますが、レバレッジが異なってくると違う値になります。(ここの違いは非常に重要です。次回以降に説明します。)

私たちは、どの方法を使うのが良いのでしょうか。
もう少し追求してみましょう。

続きます。

訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


ウエイトの基本概念 その1

為替ポートフォリオのウエイトについて考えましょう。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

株式の現物投資と違って、為替証拠金取引の場合には業者に預けた証拠金で外国通貨を買うのではありません。

この時点で既にややこしくなっています。これは、外貨MMFや外貨預金と決定的に異なる点です。

ここでは、取引制度のことは詳しく触れませんが、業者に預けたお金はあくまで、証拠金として業者が預かっているだけで、為替取引自体に使われているわけではありません。

たとえば為替証拠金取引では、

ポートフォリオの評価額。
EUR/USDのように、日本円が絡んでいないポジション。
USD/JPYの売りのように、ショートのウエイト。

などの値を単純な株式ポートフォリオの場合より慎重に扱う必要が生じます。
ここのところを曖昧にしてしまうと、目隠しをして自動車を運転するような危険な運用をしてしまうことになるかもしれません。

抽象的な説明をしても分りづらいと思いますので、現実的な例で説明します。まず、語句の意味を定義しておきましょう。
これをしておかないと、訳が分らなくなりますので。

USD/JPYの買いとは
  USDをLongポジション、JPYをShortポジションで持つこと
USD/JPYの売りとは
  USDをShortポジション、JPYをLongポジションで持つこと


USD/JPYの買いをUSD/JPYのLongという言い方もありますが、混乱するのでここでは使いません。

また、単純に日本円を現金で100万円保有しているとすれば
 JPYをLongポジションで100万円持っている、または、
 単にJPYを100万円保有しているといいます。
 USDやEURでも同様に言えます。

また、円を100万円借りている状態は
 JPYをShortポジションで100万円持っている、または、
 JPYを‐100万円(マイナス100万円)保有しているといいます。


具体例に入りましょう。手数料、スプレッド等のコストは無視します。
USD/JPYが100円とします。(1ドルと100円が交換可能)

外貨預金の場合
100万円で1万ドルを購入しました。

 

購入前

購入後

JPY

100万円Long

0円

USD

0ドル

1万ドルLong

となります。この投資家は外貨預金購入後には、USDを1万ドル保有していることになります。

為替証拠金取引の場合
100万円を証拠金として預けて、USD/JPYを1万ドル買いました。

 

購入前

 購入後

JPY

0円

100万円Short

USD

0ドル

1万ドルLong

証拠金

100万円

100万円

証拠金は取引とは直接関係ありませんので、購入の前後で変化はまったくありません。実際、信託銀行などに分別管理されているはずです。

外貨預金と為替証拠金取引を比べてみると、異なる取引であることが分ります。

外貨預金は単純に円とドルを交換しただけです。ところが、為替証拠金取引の場合は、証拠金には手付かずに、突然、JPYとUSDのポジションが現れました。いったい、何が起こったのでしょうか。

また、資産の組入れウエイトはどのように計算すればよいのでしょう。
外貨預金のときは、USDが100%で問題ありません。
為替証拠金取引では、USD、JPYをそれぞれどう扱うのでしょう。

続きます。

訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


銘柄の組入れウエイト

ポートフォリオにおける通貨の組入れウエイトのはなしです。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

実は、為替証拠金取引は複雑な取引方法です。そのため、考え方を分りやすくするためにもっと単純な場合から検討してみましょう。

まず、最も理解が容易な株式ポートフォリオの場合です。
A、B、Cの3銘柄のポートフォリオを考えます。ポートフォリオの構成は、以下の表のようになっているとします。

銘柄

株価

株数

評価額

ウエイト

200円

3,000

600,000円

40.0%

500円

1,000

500,000円

33.3%

400円

1,000

400,000円

26.7%

合計

 

 

1,500,000円

100%


個別の銘柄をポートフォリオの構成銘柄として評価する場合に大切な数値は、構成比率つまりウエイトになります。表では右端の列ですね。

株価×株数で計算する評価額も当然大切な値ですが、ポートフォリオ全体として、その銘柄の影響度を考える場合には金額ではなく、ウエイトが重要であることは直感的に分ると思います。

要するに、1000万円の中の100万円と10億円の中の100万円では、その意味するところはまったく異なるということです。

ウエイトの計算方法は、
ウエイトi=評価額i/ポートフォリオの評価額
で計算できます。これは簡単ですね。

上の例でA銘柄ならば
ウエイトA=600,000円/1,500,000円=40.0%
というわけです。

では、時間が経過して株価が変化すると、ウエイトはどうなるでしょうか。
AとBの株価が下図のように変化したとします。

銘柄

株価

株数

評価額

ウエイト

300円

3,000

900,000円

52.9%

400円

1,000

400,000円

23.5%

400円

1,000

400,000円

23.5%

合計

 

 

1,700,000円

100%

A,B,Cのウエイトを合計しても100%にならないのは四捨五入の関係

時間が経過して株価が変化すると、ウエイトも変化することがわかります。C銘柄に注目すると、自身の株価は変化していませんが、ポートフォリオの他の銘柄の影響でウエイトが変化していることに注目してください。

ポートフォリオのリスクや期待リターンに影響を及ぼす値は、銘柄のウエイトでした。つまり、時間経過による資産価格の変化によってウエイトが変化するために、リスクや期待リターンなどの値も変化することに気をつけてください。これは、リスク管理をする上で重要なことです。

さて、株式ポートフォリオの場合は上記のように比較的単純でしたが、為替証拠金取引の場合、ウエイトはどのように定義すればよいのでしょうか。
よくよく考えてみると、意外と難しいことが分ります。

続きます。

訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー


実戦編 開始!

リスク分析ツール簡易版のユーザー数も300名を突破しました。ご利用ありがとうございます。

人気のリスク分析ツールはここから

初めての方はこちらからどうぞ
   ↓ ↓ ↓ 
ブログのメニューです

まだ、ツールをGetしていない人はお早めにどうぞ。管理人の気まぐれで公開を中止するかもしれません。(たぶん、公開中止はないでしょうけど。)

ツールを4月中に取得した人は、再度、ダウンロードしてください。内部のデータを修正した5月版をリリースしています。

ポートフォリオ最適化ツールを組み込んだ正式版は、順調に開発が進んでいます。と言いたいところですが、悩むところが多く、なかなか進みません。相場も多少落ち着いてきましたので、できるだけ早く公開できるように頑張ります。


さて、今回から実戦編を開始します。

入門編の後半は少し高度な話題でしたので、すでに入門レベルを超えていましたが、なんとなく惰性で入門編に組み込んでしまいました。

そのうち、ブログの記事を整理してHPを立ち上げますので、そのときは、もう少しきれいに分類をします。

今後、しばらくはポートフォリオの特性をどのように捉えるか?を考えてみましょう。
いままでは、リスクと期待リターン(スワップレート)、シャープレシオについての詳しく考えてきました。

それらはポートフォリオ運用をする上では最重要の数値ですが、それだけで、ポートフォリオの特性をすべて表せるわけではありません。

やはり、もうすこし詳細な特性を見ることによって、自分の考え方や方針に合致したポートフォリオ構築するべきだと筆者は考えています。

筆者が仕事でやっているポートフォリオの運用では(為替ではありません)、重要な数値としてチェックしているものが50項目程度、それ以外にも分析ツールで表示される数値は数百以上にものぼります。
そして、それらを相場状況を考慮しながら微妙にコントロールして運用を行っています。

当然、自分で計算している値なので、すべの数値の意味および、その扱い方は把握しています。
FXの個人投資家の場合は、そこまで必要はありませんが、リスクとスワップだけでは心もとないので、もう少しいろいろと考えて見ましょう。

次回から、具体的な内容に入ります。
まず、ポートフォリオにおける通貨の組入れウエイトについて、基本から考えてみます。

訪問していただいてありがとうございます。
クリックでブログの応援をお願いいたします。
    ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 FX スワップ・長期投資派
人気ブログランキング



テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。