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リスクの変化

少し時間が空きましたが、リスク管理 ヒストリカル法の続きです。

人気のリスク分析ツールはここから

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前回は、単一の通貨ペアでのヒストリカル法を説明しました。ポートフォリオではどうすれば良いのでしょうか。

共分散行列をうまく使うと計算できるのでしょうか?
残念ですが、これはちょっとうまく行きません。

結局、ポートフォリオのリターン系列から分布関数をつくって、単一の通貨ペアでやったように推定します。実際、そのようにしてリスク管理をする場合もあります。

ポートフォリオでもやはりファットテールの性質はありますので、興味のある人はエクセル等で計算してみてください。 
ポートフォリオのリターンを計算するを参照してください。

さて、別の対策を考えて見ましょう。下図を見てください。
20080415-1
(クリックで拡大)

青い棒グラフはNZDJPYの日次リターングラフです。また、茶色の線は100日間の標準偏差の推移です。分りやすいように、0を対象にして‐1をかけた線も書いてあります。

標準偏差の推移、つまり、リスクの推移をみてみると、かなり変化していることがわかります。2005年ころは、比較的低い値でしたが、2006年には少し高くなり2007年に後半には、かなり高い値に跳ね上がっています。

日次で計算したリスクが高いとは、日次リターンが大きい日、つまり青い棒グラフが長い日が頻繁に発生することです。

グラフを見ると良く分るのですが、2005年と2007年を比較すると、明らかに2007年のほうが、日次リターンが大きくなっています。(棒グラフが長い)

ここから分ることは、

リスクは時間が経つと変化し、時期によって異なる。

リスクが低ければ、しばらくは低い状態が続く。
リスクが高ければ、しばらくは高い状態が続く。


という性質がリスクにはあります。

さらに、リスクの低い時期から高い時期に、いつ変化するかは予測がつきません。

サブプライムのようなことが発生すると、突然、リスクが高い時期に移行します。
また、リスクが高い時期から低い時期へは、徐々に移行する傾向があります。

下図は、前図から標準偏差のグラフだけを表示したものです。上記の傾向が見て取れると思います。
20080415-2
(クリックで拡大)

では、これらのリスクの性質が分ったとして、どのような対策を取ればよいのでしょうか。

続きます。

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前回は、単一の通貨ペアでのヒストリカル法を説明しました。ポートフォリオではどうすれば良いのでしょうか。

共分散行列をうまく使うと計算できるのでしょうか?
残念ですが、これはちょっとうまく行きません。

結局、ポートフォリオのリターン系列から分布関数をつくって、単一の通貨ペアでやったように推定します。実際、そのようにしてリスク管理をする場合もあります。

ポートフォリオでもやはりファットテールの性質はありますので、興味のある人はエクセル等で計算してみてください。 
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さて、別の対策を考えて見ましょう。下図を見てください。
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青い棒グラフはNZDJPYの日次リターングラフです。また、茶色の線は100日間の標準偏差の推移です。分りやすいように、0を対象にして‐1をかけた線も書いてあります。

標準偏差の推移、つまり、リスクの推移をみてみると、かなり変化していることがわかります。2005年ころは、比較的低い値でしたが、2006年には少し高くなり2007年に後半には、かなり高い値に跳ね上がっています。

日次で計算したリスクが高いとは、日次リターンが大きい日、つまり青い棒グラフが長い日が頻繁に発生することです。

グラフを見ると良く分るのですが、2005年と2007年を比較すると、明らかに2007年のほうが、日次リターンが大きくなっています。(棒グラフが長い)

ここから分ることは、

リスクは時間が経つと変化し、時期によって異なる。

リスクが低ければ、しばらくは低い状態が続く。
リスクが高ければ、しばらくは高い状態が続く。


という性質がリスクにはあります。

さらに、リスクの低い時期から高い時期に、いつ変化するかは予測がつきません。

サブプライムのようなことが発生すると、突然、リスクが高い時期に移行します。
また、リスクが高い時期から低い時期へは、徐々に移行する傾向があります。

下図は、前図から標準偏差のグラフだけを表示したものです。上記の傾向が見て取れると思います。
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